cocona2のおぼえがき

日常、考察、覚え書き

ICD植え込み③

カテ室に到着し、身ぐるみをはがされ、

色々なモニターやら、心電図やらつないでいきます。

そして病室でやっておくはずの点滴を……。

これが全然入らない!

元々、血管が細くて血液検査等が大変なのですが、右腕、左腕、ぶすぶすさして、先生が2人交代しても入らない(泣)

このラインが無いと、co2熱望の

うとうとする薬。

とやらが、入ってこないじゃないか~!!

結局、主治医の先生が手の甲に入れる事でやっとスタートです。

ちなみに、点滴問題は30分以上かかりました。

 

熱望のうとうとする薬を入れながら、

オペがスタートしました。

まず、情報であった山場のポケット作り。

ポケットは、電メスと先生の指で少しずつ広げているようでした。

co2があまりにもしつこかったからか?は

分かりませんが、薬のお陰様でこの山場は、さほど痛みはありませんでした。

ただし、ああ~やってるね!という感じは分かります。

 

そしてリードの位置決めをして……

主治医の先生がここは時間をかけたいと言っていたので、時間をかけたんだと思います。

うとうと薬のお陰様で時間の経過の感じ等はあいまいでした。

 

co2が予習してきたオペは、

・ポケット作りが大変。

・それが終われば大した事はない。

という情報でした。

だから、ポケットがさほど痛くなかったので安心していたのですが、リードを通すこの作業にco2は痛みを感じました。時間をかけたからかも知れませんが……。

ただし、痛いと言えば、麻酔を追加してくれたので、我慢出来ない程ではありませんでした。

 

リードが繋がって、本体をポケットに入れます。

……ポケットが本体にジャストサイズ過ぎてリードの分が入りません。

と、言う事でポケットを少しだけまた広げます。

ちなみに、ポケットが大き過ぎてしまうと、中で本体が動いてしまう為、あくまでもポケットはジャストサイズがいいそうです。

 

そして、最後は動作確認です。

 

人為的に不整脈をおこし、きちんと機械が作動するかを確認します。

この時は、完全に全身麻酔になりますので痛み等は全く感じません。

 

ちなみに、万が一、機械が作動しなかった場合や、オペ中に不測の事態があった場合の為に、オペ前にしっかりとAEDのパッドがはられています。

 

全身麻酔から目が覚めた時は、先生が縫合をしており、

「もうすぐ終わりますよ~」

との事でした。

 

さてさて、縫合も終わり看護師さんが身体についていた心電図やら、モニターを外してくれ、検査着を着せて……くれません……。

ぼちぼち長いので、

「今何待ちですか?」

と、看護師さんに聞いた所、

「機械の調整中なの~ごめんね。身体痛いよね?横むこうか?」

と、横を向かせてくれて、寝かされっぱなしだった身体をさすってマッサージしてくれました。

凄くありがたかったです。

ふと、時間が気になり、

「今何時ですか~?」

と聞いてみたところ、

ななななななんと!

 

「9時だよ~」

 

……え?

 

9時?

 

 

って事は9時間かかったってこと?????

 

さすがに、4時間以上はかかっただろうな~と思っていましたが、まさかの9時間とは!!

 

9時間も同じ体勢でいられたのは、やはり熱望のうとうと薬のお陰に他ならないと思います。

恥ずかしげもなく、しつこく言って良かったぁw!!

 

カテ室には、病棟の看護師さんが車椅子で迎えに来てくれました。

 

病棟に帰ったら、食事にありつける~と思っていましたが、帰ってみたら

シーーーン。。。

それもその筈、消灯時間まで後5分。

担当の看護師さんは、

消灯前の検温等で持ち場をまわっている最中に、co2のお迎え、co2の点滴やら、着替えやら、まだ回りきれていない患者さんの所を再び回り……と仕事が増えてしまい、co2の部屋が消灯出来たのは、本来の消灯時間の1時間以上後になってしまいました。

しかし、お陰様でco2はその間に家族が持っていたおにぎり等を横取りし、食べる事ができました。しっかりお腹は減ってましたw

 

あんなに沢山予習したco2でしたが、

シュミレーション通りにはいかないもんですね。

 

オペ後に続きます。